「出会い系サイトとマッチングアプリって同じ?」
「名前が違うだけでしょ?」
出会い系として知られる、「出会い系サイト」と「マッチングアプリ」の違いについて知っていますか?
出会い系サイトとして利用されていたものがアプリ化され、スマートフォンで気軽に使えるようになった今、どちらも同じものとして利用するユーザーが多くいます。
しかし、出会い系サイトとマッチングアプリの違いは明確にあります。
サービス内容が似ていたり、ややこしい説明がされているため違いを理解できている人は少ないです。今回はマッチングアプリと出会い系サイトの違いを詳しく解説します。
出会い系サイトとマッチングアプリの違い
出会い系には大きく「出会い系サイト」と「マッチングアプリ」の2種類に分類することができます。
出会い系サイトとマッチングアプリには明確な定義がないため、当サイトではマッチング機能があるものをマッチングアプリ、それ以外を出会い系サイトと定義しています。また、それらを総称して出会い系と一括りにしています。
冒頭でも触れましたが、スマホの普及に伴い出会い系サイトもほとんどがアプリ化されており、マッチングアプリと混同する人が多いのが現状です。
ですが、一般的には下記のような違いがあります。
出会い系サイト | マッチングアプリ | |
---|---|---|
利用目的 (アダルトコンテンツ) | 遊び、援交 (ある) | 恋活、婚活 (ない) |
サクラ・業者 | 多い | 少ない |
料金システム | ポイント制 | 月額定額制 |
メッセージ機能 | 誰にでも送れる | マッチングした人のみ送れる |
既婚者の利用 | OK | NG |
年齢層 | 比較的高い | 比較的低い |
では、具体的に出会い系サイトとマッチングアプリの違いついて解説します。
利用目的
出会い系サイトでは「遊び」、マッチングアプリでは「真剣な恋愛」が目的のユーザーが多いことが分かっています。
その要因はマッチングアプリにクリーンなイメージを植え付けることで、出会い系サイトに悪い印象を持つユーザーが流れたことにあります。
出会い系サイトではプロモーションビデオで肌の露出が多い女性を使ったり、アダルトコンテンツ(アダルト掲示板、Hな写メなど)が配置されていますが、マッチングアプリではアダルト要素を抜いたためクリーンなイメージを植え付けることに成功しました。
そのため、出会い系サイトとマッチングアプリのユーザーで目的が大きく異なっていると考えられます。また、マッチングアプリを使っている多くのユーザーは出会い系サイトを利用していません。
ユーザーが住み分けることで更にいい出会いを増やすことができるので、真剣な出会いを求める人はマッチングアプリの利用がおすすめ。
アダルトな関係を求める人は出会い系サイトの利用がおすすめ。
マッチング機能
出会い系サイトとマッチングアプリで大きく異なるのはマッチング機能です。
出会い系サイトでは誰にでもメッセージを送ることができるのですが、マッチングサイトではお互いにいいねを送りあった人としかメッセージでやり取りができません。
そのため、マッチングアプリではお互いに好意を持った状態で相手とやり取りを行うことができるのがメリットと言えます。
しかし、お互いにいいねを送るまではマッチングしないため、やり取りを開始するまでに時間がかかることもあります。
下記でマッチングアプリで出会うまでの手順について解説しています。
一方の出会い系サイトでは誰にでも即日でメッセージを送ることが可能ですが、メッセージに工夫がない場合無視される確率がとても高いです。
アダルトな関係を求める人が多いので、お互いに話が早ければマッチングアプリよりも時間をかけることなく出会えるでしょう。
下記で出会い系サイトで出会うまでの手順について解説しています。
サクラ・業者
出会い系において厄介な存在のサクラ・業者などについてですが、出会い系サイトに多く、マッチングアプリでは少ない傾向にあります。
まず、サクラについて簡単に解説します。サクラは運営会社が会員数が多いように見せるために用意する偽物の会員です。なので、出会える可能性はほぼゼロとなります。
大手の出会い系では会員数が多いためサクラを雇う必要がないのですが、最近リリースされたようなサービスではサクラが使われていることが多いです。
では、会員数の多い出会い系を利用すればいいと考えると思います。しかし、業者は利用者の多い出会い系の会員を狙ってきます。
業者についてですが、援交、美人局、ビジネス勧誘などで稼ごうとする人たちのことを指します。実際に出会うことはできますが、危険な目に遭う可能性があります。
この業者は女性のアカウントを使うことが多く、アダルトな関係を匂わせることが大半です。そのため、マッチングアプリを利用するユーザーとの相性が悪く、割合的には少なくなっています。
どの出会い系にも出会えない(危険な)会員がいることを念頭に置いて、出会い系を利用しましょう。
料金システム
出会い系サイトとマッチングアプリでは料金システムも異なります。
料金システムには「ポイント制(従量課金制)」「月額定額制」の2種類が存在します。
ほとんどの出会い系サイトではポイント制(従量課金制)、マッチングアプリでは月額定額制の料金システムとなっています。
ポイント制(従量課金制)は、メッセージを送信するなどの機能を使うごとに出会い系内で利用できるポイントを消費する仕組みです。出会い系登録時に無料ポイントが配られることが多く、課金せずに機能を利用することができます。
ポイント制(従量課金制)の出会い系は下記で紹介しています。
月額定額制は、月3,000~6,000円を支払うことで、出会い系内の機能をほぼ制限なく利用できる仕組みです。複数の人と何回でもメッセージをやり取りできるため、出会いを増やしたい人におすすめの料金システムとなっています。
月額定額制の出会い系は下記で紹介しています。
既婚者の利用
既婚者が利用できるかも出会い系サイトとマッチングアプリの違いです。
出会い系サイトでは既婚者の利用を許可していますが、マッチングアプリでは既婚者だと分かった時点で有料会員でも除名処分となります。
マッチングアプリは真剣な恋愛をストロングポイントにしているので、真剣な恋愛が目的ではない既婚者の利用は基本的に認められていません。
既婚者が不倫をすることは褒められた行為ではありませんが、仮に既婚者で出会い系を利用したいのであれば出会い系サイトを利用するのがおすすめです。
年齢層
利用者の年齢層も出会い系サイトとマッチングアプリでは異なります。
出会い系サイトはインターネットが普及したころに開始したため、利用者の年齢層は比較的高めとなっています。
逆にマッチングアプリはここ数年でリリースされたため、SNSを介して恋愛をするのが当たり前な若い世代を中心に利用者が増え続けています。
また、自分の写真を載せるため悪い印象のある出会い系サイトよりもマッチングアプリを利用する若い人が多いです。
関係ないかもしれませんが、電子機器の普及によってアダルト動画などで性欲を処理する人が増えていて、遊び目的だけで出会い系を利用する人が少なくなっているのかもしれません。
出会い系サイトとマッチングアプリの似ている点
運営のサポート体制
人と人が出会うことを目的としたサービスなので、問題が起こることもあります。
問題が起きてしまった場合、運営が適当な対応をしていればユーザーはどんどん離れていき、収益が減り出会い系の運営が難しくなります。
そのため、大手の出会い系では運営のサポート体制はどちらも365日24時間体制となっています。
問題が起きても対処してくれるサポート体制が整っているため、ユーザーは安心して利用できます。
年齢(身分証)確認
2008年12月1日より施行された出会い系サイト規制法によって、インターネット異性紹介事業者(出会い系の運営者)は利用者の年齢(身分証)確認が義務付けられました。
そのため日本で運営されている出会い系は年齢確認が必要となっています。
海外で運営されているような出会い系には当てはまりませんが、年齢認証が無い出会い系は悪質なサイトだと判断した方がいいです。
出会い系の年齢確認については下記で詳しく解説しています。
悪質な出会い系が存在する
出会い系サイトとマッチングアプリのどちらにも共通して言えるのですが、悪質なサービスを利用すると全く出会えません。
私自身出会えた試しがありません。
そういった出会い系はインターネット異性紹介事業届を出しておらず、会社概要、特定商取引法、利用規約について明記のないことが多いです。
悪質な出会い系を利用したくない人は出会い系の選び方について解説している記事を読んでおきましょう。
まとめ
今回は出会い系サイトとマッチングアプリの違いを徹底的に解説しました。
明確な違いがあることを理解できましたか?
もし知らない人がいたら教えてあげてください。
ここまで読んでくれた出会い系初心者の人におすすめのマッチングアプリを下記で紹介しています。
悪質な出会い系を選ばなければどちらでもいろいろな人と出会うことは可能なので、出会い系初心者の人も臆することなく出会い系に挑戦してみてください。